代表インタビュー / ビジネスオーナー制
2024.06.28

O.Cの組織を説明しようとするとする際、最大の特徴となるのが「ビジネスオーナー制」です。

この仕組み、他では聞いたことがありません。しかしだからこそ、事業も人も思い切って挑戦できる環境になっています。

今回はこの「ビジネスオーナー制」について、あらためて武本に話を聞いてみました!

 

Q ONE.courseの組織体について教えてください

大きな特徴の1つとして、ONE.courseには「ビジネスオーナー制」があります。「オーナー」と呼ぶほどなのでイメージは株主と同義で、自分の意思で経営してもらいます。

事業Aによって生まれた「利益」は会社の口座に貯まっていくわけですが、その剰余金における一定の割合をAオーナーの持分として管理し続ける。そんな仕組みです。

例えば事業Aで1,000万円の利益が出て、オーナーの持分比率が30%だったとしたら

(1,000万円 − 必要内部留保(販管費/月 ×⚫︎ヶ月分))× 持分比率30% = オーナーに帰属するお金

このお金はオーナーが退任する際に引き出すこともできるし、O.C内で新たに事業Bを立ち上げる際はその原資に充てることもできる。その時は「出資」とみなすわけです。その出資額に応じて持分比率を適用し、新たに事業Bのオーナーにもなるという仕組みです。

一方で当然リスクも負ってもらいます。もし事業Aが赤字になったら?その赤字の30%はビジネスオーナーがかぶります。

まさに経営者として「事業価値の最大化」と「メンバーの生活」を最優先に考え、結果にコミットしてもらう。この思考が必要条件です。

この「必要内部留保」がミソで。一般的な経営論として「健全な内部留保の水準」を当てはめる。内部留保額が水準以下だと利益は配分はされませんが、逆に水準を超えて溢れた分はすべて配分します。

つまり、会社としても必要以上の利益を残すことができないし、ビジネスオーナーも感情(私利私欲)で報酬を増やすことができない。

結果がすべてという、経営者として当然の状況を仕組みで再現しているって感じです。これによって自動的に事業や従業員の安全も守れるし、ベンチャーとして妥当な成長や自由な挑戦を行なうことができる。

固定給ではなく利益から自分の報酬を生み出す、そのリスクを取るからリターンも大きい。極めて経営に近いことをO.Cという箱をうまく活用してやってもらう。それが「ビジネスオーナー制」です。

 

Q どうやって、ビジネスオーナー制に行きついたんですか?

単純に、武本の性格やスタイルに合っているからです。

メンバーを引っ張る「キャプテン型」のリーダーではなく、メンバーが動きやすい環境をつくる「監督型」のリーダーの方が、自分に向いてるというか。これはタイプの例えで、キャプテンより監督の方が上とかそういう意味ではありません。

現場に入ると厳しくなりがちなので、人を配置したりプロデュースしたり、オーナーを含めた全員にとって仕事しやすい環境を整える。その方が自分の能力と合っているんです。

 

Q ビジネスオーナーは、誰でもなれますか?

なりたい意思があれば誰でもなることができますが、3つの条件があります。

・条件①:「ヒト・モノ・カネ」の算段がつくこと
・条件②:「情報(アセット)」が本人にあること
・条件③:観光GDPに貢献し得る事業内容であること

どんなに小さなビジネスプランでも、成功が見込めればOKです。

あとは、さっきも言ったとおりリスクをいとわない人。自分も起業してからそうでしたが、リスクなき成功などあり得ない。経営者としての風格は絶対に出ないと思うのです。

やると決めたら、しのごの言わずに覚悟を持って推進する素質も必要ですね。

 

Q どんな経営を心がけているのか?

意識しているのは「少数精鋭」かつ「高利益率体質」を維持すること。

先ほど話した通り、事業ごとの独立採算と健全な成長が命題です。アメーバ経営に近いのかもしれません。

個人的にはホールディングス経営をしてる感覚ですね。
事業ごとに分社化してなくても、各ビジネスオーナーに経営者の役割を担ってもらいながら、経営資源を有機的に最適化していくのが武本の役割であり、心がけていることです。

これは余談ですが、いまのビジネスオーナーたちが全員、なぜかキングダムでいう飛信隊の信や麃公タイプなんです。「あそこで火が起こる!行くぞ!!」みたいな、本能型(現場型)の武将たち。

対して武本は、超が付くほどのバランサー。本能型武将たちにとって、時には河了貂(軍師)として戦術を打ち出し、時には羌瘣(副将)として現場に入って助太刀したり、時には嬴政(トップ)としてビジョンや方向性を示します。

オーナーの才能を最大限に発揮していただくことを心がけていて、長所があれば短所もあるので、長所を発揮してもらっている最中の短所(裏側)をうまく補うというか。

各オーナーは事業の最大化を、武本は各オーナーの資産最大化を追求する関係性で、それが成り立っている状態がベストです。

「その仕組み大変そうだね」と言われますが、武本にはこのスタイルが合っていてむしろやりやすいんです。

ただ、そろそろ本能型じゃない武将にも仲間になってもらいたいところではあります…(困)── おわり

 

 

ビジネスオーナー制は、本気で経営責任を背負う仕組みになっていて、その分リスクも大きいですが、裁量とリターンも同じくらい大きいのですね!初めてよく理解することができました。

これからどんな方が新たなオーナーになってくれるのか楽しみです!